人はよくパスワードを忘れます。
メモすれば良いののに、それを疎かにすると私みたいになります。
どうも、パスワード忘れました隊長です。
今回はカゴヤサーバでパスワードを忘れて、ログインできなくなった、元セキュリティ職としてあるまじき人向けの対策方法です。
ちなみに、Unixのコマンドを使うので、Linuxサーバじゃないとだめですよ。(カゴヤVPSサーバは、Windows使えるかどうかわからないけど)
管理画面にログインして、パスワードを忘れたインスタンス画面へアクセス
ここは使い慣れている人であれば、わかりますね。
続いて、コマンドタブへ移動して、ブラウザからサーバへコマンドを入力できる状態にしましょう。
ユーザーを新規で作成します。
ここから新規でユーザーを作成しますが、注意点が!
このブラウザ上でのコンソールでは「passwd」コマンドが使えません。
では、どうするかというと、下記ブログを見つけました。
useraddコマンド | ユーザー管理コマンド | ウナのLinux講座 | ウナのIT資格一問一答
こちらを参考にして、下記コマンドを使って、新規ユーザーを作ります。
# format # ${user_name} -> 新規ユーザーID # ${pasword} -> 新規ユーザーパスワード # ${two_word} -> よくわかりませんが、[a-zA-Z0-9./]の中から2文字を入れてください。 $ useradd -p `perl -e "print(crypt('${passwd}', '${two_word}'))"` ${user_name} # 実際に実行したコマンド(パスワードは伏せます) $ useradd -p `perl -e "print(crypt('********', 'Ax'))"` tmp_user_name
参考にしたブログ上では、perlのワンライナーの最後に「;(セミコロン)」を付与していますが、カゴヤでは使わないでください。エラーになります。
んで、ログインできるか、確認してみてください。
$ ssh tmp_user_name@xxx.xxx.xxx.xxx tmp_user_name@xxx.xxx.xxx.xxx's password: [tmp_user_name@vxxxx ~]$
ログインできました!
本当に先程のブログには感謝致します。マジで助かりました!ありがとう(^^
また、作成したユーザーにはありがとうを伝えて、削除してくださいね。(残すのもアレなんで)
多分rootパスワードも忘れている人向けに
この記事まとめたあとに、対応した件なんだけど、多分ログインユーザー忘れたってことはrootユーザーも忘れていると思います。
rootユーザーの変更の仕方としては、同じくコントロールパネルのコマンドから下記コマンドを実行
echo root:${password} | chpasswd
これでrootでもログインできると思います。
最後に、パスワードはちゃんとメモしましょうね。
以上。おわり。
おまけ
$ su - root パスワード: 最終ログイン: 2014/12/xx xx:xx:xx XXX xxx.xxx.xxx-internet.jpから開始日時 pts/0 最後の失敗ログイン: 2015/01/xx xx:xx:xx xxx.xxx.xxx.xxxから開始日時 ssh:notty 最後の正しいログインの後に 1039106 回の失敗ログインの試行があります [root@vxxxxx ~]#
1039106 回
ほげぇええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ^q^!!!!!!????
このサーバ、テンポラリー用としてたててたサーバだったので、sshのポートをデフォから変更していなかっただけなんだけどね。しかし、これほどとは・・・。
サーバを立てるときはなるべくデフォルトを利用しないようにしましょう!
おわり